環境に優しい緑の文字の巻(前編)

今回はvector tuts+環境に優しい緑の文字を実践します。この元サイトは画像による説明がとてもわかりやすいので、ぜひ参考にして下さい。


1. 好きな書体で文字をタイプする。書式メニューから【アウトラインを作成】する。


2. グラデーションパネルで塗りをグリーンの線形グラデーションにする。


グラデーションツールで文字の上辺をクリック、下にドラッグして底のほうが濃いグリーンになるようにする。


3. ペンツールを使って葉っぱを描く。まずは葉っぱの形を描く。


葉っぱの先っぽとお尻を横切るパスを1本描く。この二つを選択してパスファインダーパネルで【分割】する。


command+shift+G でグループを解除すると、二つのシェイプに分かれる。


4. それぞれ選択して塗りを緑のグラデーションにする。グラデーションの角度を45度にする。※ 元サイトの画像のほうはグラデーションツールで角度を決定しているようなので私もそのようにして調整しました。線もなしにするようです。


5. 上側の葉っぱにペンツールでハイライトのシェイプを描く。


ハイライトの塗りを円形のグラデーションにする。グラデーションパネルの左端が白になるように。


6. ペンツールで茎を描き、葉っぱのシェイプの背面に配置する。塗りを葉っぱと同じ緑の線形グラデーション、線をなしにする。葉に近いほうが濃いグリーンになるように調整。


7. 水滴をつくる。楕円形ツールで楕円を描く。塗りを葉っぱと同じ緑の線形グラデーション、線をなしにする。右下が濃い色になるように。
その上にもう一つ楕円を描く。塗りをハイライトと同じグラデーションにする。右下が白になるように。


小さな楕円を二つ描く。ハイライトと同じ色で線形のグラデーションにする。出来上がった水滴はグループにしておく。そうすればコピーしたりドラッグしたりするときに便利。


水滴をコピーしたり大きさを変えたりして葉っぱの上に配置する。


8. てんとう虫をつくる。楕円形ツールで正円を描き、塗りを赤の線形グラデーションにする。下側が明るい色になるように。


正円をコピーしてcommand+F で先ほどの円の上に重ねる。次に大きい楕円を描いて正円にオーバーラップさせる。


ふたつの正円のうちのひとつと楕円を選択し、パスファインダーパネルの【交差】をクリックする。


【交差】シェイプを白→赤の線形グラデーションにする。白がシェイプの上部にくるように。


9. てんとう虫の背中に正円を5つ描いてグループ化しておく。


最初に描いた正円を再びコピーして前面に配置し、先ほどの5つの円のグループと一緒に選択し、交差させる。※ …とのことですがパスファインダーで【交差】してもうまくいきません。正解かどうかわかりませんが、【分割】して【グループを解除】する(5つの円の線はなしにしておく)とてんとう虫の模様のパーツは作れるので、あといらないシェイプを削除しました。


ドット柄を濃い、濃い赤→黒のグラデーションにする。赤が下側になるように。


つぎに、てんとう虫のボディのハイライト部分のシェイプを前面にコピーする。ハイライトと重なった部分のドット柄を一緒に選択して分割(※ さっきと同じ要領です)し、ハイライト部分のドット柄をグレーのグラデーションにする。


10. てんとう虫の頭になる円を描き、ハイライトのドット柄と同じグラデーションにする。頭を体の下に配置する。ペンツールでアンテナを描き、コピーして前面にペースト、垂直でリフレクトする。


11. だいたいてんとう虫と同じくらいのサイズの正円を描き、中心が黒、外側が白の円形グラデーションにする。透明パレットで乗算モードにしててんとう虫の左下に重ね、背面に配置する。ドロップシャドウが出来たら、てんとう虫パーツ全て選択してグループ化しておく。


てんとう虫を必要に応じてサイズや角度を変えて葉っぱの上に配置する。


12. 葉っぱと全ての要素を文字に配置する。


13. てんとう虫以外の要素をコピペして垂直でリフレクトさせ、縮小する。何度かこの行程を繰り返して文字を装飾する。


後編に続きます。