環境に優しい緑の文字の巻(後編)

前編の続きです。

14. アートブラシでほかの葉っぱを描いていく。ペンツールで描いてもいいけど、ブラシを使うともっと簡単でちゃんとしたものが描ける。

楕円を描く。ダイレクト選択ツールで左のアンカーポイントを選択。コントロールパネルの左端【選択したアンカーをコーナーポイントに切り替え】をクリック。


右のアンカーポイントも切り替えて、塗りを黒、線をなしにして上下を縮める。


15. ブラシパネルを開いて作った黒いシェイプをドラッグし、新規アートブラシを選択する。


新規ブラシのオプションが開くので、彩色を【色合いを付ける】にする。このチュートリアルでは使わないが、こうすることによって毎度新規ブラシを作らなくてもブラシの色を変えられるので覚えておこう。


16. 作ったブラシでくりんと巻いた葉っぱを描く。大きさを調整し、いい頃合いでオブジェクトメニューから【アピアランスを分割】する。その前に無駄なストロークを消したかったら、オブジェクト→パス→【パスの削除】を、チェックボックスが全てチェックされていることを確認して実行する。


17.アピアランスを分割したシェイプを、文字と同じグラデーションにする。


18. 上の行程を繰り返して文字を装飾する。


19. 葉っぱの上に作った水滴をコピーして文字の上に配置する。大きさのバランスに気をつけて。


*20. 文字の下に土を描く。ツールパネルの鉛筆ツールをダブルクリックしてオプションを開く。滑らかな線にするために精度を5pixelに設定する。小さな楕円を描いて、optionキーを押してシェイプを閉じる。


外側が濃い茶色、内側が茶色の円形グラデーションにする。


水滴より小さいサイズにして文字の下の方に配置する。


21. 書き初めの文字の下の部分が埋まるまで行程を繰り返す。※ テキトウに何個か描いたらコピペで増やせばいいと思います。


22. 土山を数回コピペして文字の下方を覆う。※ どうもあるていどは土の下辺が揃っていたほうがきれいに見える気がしたので、私はこのあと土山の下半分ほどを長方形に選択して取り除いてみました。そのあと穴が空き過ぎたところを埋めました。


23. てんとう虫のドロップシャドウのような楕円を作り、透明パレットで描画モードを【乗算】にし、文字の背面に配置する。


24. 楕円をコピーして全ての文字の背面に配置する。


25. 背景をつくる。長方形ツールで長方形を描いて、内側が白、外側がライトグリーンの円形グラデーションにする。最背面に配置して出来上がり。